向津具 油谷島


向津具の川尻岬は磁石の針を狂わせる場所である。
磁場を研究する学者は知っている。

向津具の本郷は耕作地が40町もあり、盆地であるが意外と広い。

「向」 と表記された時代もあった。
船で向津具から朝鮮半島へは風向きが良ければすぐ行ける。

油谷島の人は、不思議とみな山の高い所に住んでいた。 今とちがい、200人から300人もの人が油谷島に住み、小学校の分校もあった。 山の高い所に住んでいたので海がよく見え、北廻船が来たら「船が来たぞー!」 と大声で叫んでいた。

今は下の海岸部に住んでいる。 昔の油谷島の人たちは山の高い所に住んでいたから、すぐ水がなくなるためか、よく雨乞をやっていた。

油谷島には不思議と漁師がいない。 油谷島の人は漁業権を持ってない。

油谷島の山の上で暮らしていた人たちは耕地もない。 シイタケや竹の子などの産物もない。 島の外に出稼ぎに行く人もいなかった。 貧しさを辛抱して暮らしていた。

小字「梶ヶ平」 は油谷公会堂・明神社の前の道をてっぺんまで上り、そこを少し下りた場所から山道に入る。 山の上である。

油谷島入り口の造船所の前
松岡さんの家の裏は今は田になっているが、昔は湊だった。

向津具八幡宮
京都の男山(石清水) 八幡宮を勧請。 よくある宇佐八幡宮の勧請ではない。

向津具 亀山神社(天神様)  防府八幡宮を勧請
油谷島の大社(おおやしろ) 神社  出雲大社を勧請

本油谷(油谷島の南部) 大社神社の後ろの山は大きな岩が露出している。
大社神社の池の周囲は雪が積もる時でもそこだけが溶けている。 温泉が湧いているのか。 大社神社近くの小字は「湯ノ上村」 である。 古文書に油谷を「湯谷」 と書いたものがある。


私見
川尻岬は天照大神の伊勢である。
方位磁石を狂わせる場所ならパワースポットである。

木簡 伊勢国三重郡川尻/里人囗囗囗囗囗囗囗

油谷島の山の上に住んでいた人たちは高天原の官人ではなかったか。
山上憶良など

油谷町史によれば「梶ヶ原」 は「神が原」 が転じた地名という。
油谷島西側、海の岩礁「高原瀬」 は高天原を示すか。

「湯谷」 は暘谷だろう。

長門市日置下 の地名「国常」 は国常立尊の地か。
国常立尊は徐福か

天つ神 ― 油谷島・向津具
天の浮橋 ― 油谷蔵小田の新橋
国つ神 ― 油谷新別名、日置

イザナミの黄泉 ― 長門市仙崎