安徳天皇の弟の墓 湯玉の今倉 宮内庁指定になるか
湯玉には福徳稲荷神社に伝わる景行天皇伝説がある。
福徳稲荷神社の祭神に天鈿女がいる。
福徳稲荷神社は往古、犬鳴川上流の蓑ヶ岳にあった。
川嶋神社は神日本磐余彦命が配祀され、神が海から上陸してきたと伝わる。
「川嶋」 は吉備の川嶋県か、敷島(師木島) であろう。
師木島とは水中から生える扶桑の木のことか。
吉備嶋皇祖母という人もいる。
川嶋神社はオノゴロ島とも考えられる。
川嶋は吉備の高島=天高市 か。
万葉集967 日本道乃 吉備乃兒島乎
日本=扶桑=中国の西安の緯度 で、扶桑は犬鳴川沿いの小字にある。
小串に小島神社がある。
寧波市 河姆渡遺跡の 夏至 日の出(真東から北に30度) の方角
に下関市豊浦町湯玉があり、ドンピシャの方角である。
これが「日本」「扶桑」 の意味だ。
湯玉の「湯」 の字は「斎」(ゆ) である。 ①142 高天原に所御す斎庭の穂
犬鳴川に小字「扶桑」「神屋」 があり、今倉の小字に「兵法」「弘法」 がある。
蓑ヶ岳・今倉は平家の落人部落といわれている。
今倉には「藤」 がつく名前の家が多いという。
万葉集1944 藤浪 今城岳
藤原京と物部八十氏河、葛井。
宮原さんは続日本紀の宮原宿禰の末裔か。
今倉に「安徳天皇弟宮霊」 があり、その隣によくわかないが殉死した者たちか「五十七人の墓」 がある。 倭国の残党の墓か、卑弥呼の冢か。
今倉に「安徳天皇の弟の墓」 があることは特筆に値する。
将来は宮内庁の指定になるか。
蓑ヶ岳から上小野の源水に抜ける道は真新しいが、古くから狭い道があった。
この峠道が「不破の関」 かもしれない。
今倉は記紀・万葉の今木、今城、今城谷。 それか朝倉だ。
小野は雄略紀の道小野か、天の小野と思える。
杢路子の小字「赤猪」 は引田部赤猪子の地か。
小野に小野小町の墓、杢路子に和泉式部伝説がある。
杢路子は菊川の「小日本」 発祥地である。
河内神社 今倉の公会堂の上にある。 地図に載っている。
山口県神社誌 平成10年版 によれば
主祭神 水波能売大神
由緒沿革
創立年代は不詳。
当社鎮座地近くに、谷川と云う川が流れている。
この川の瀬に、当社の御神体とも仰ぐ「石」 が、異彩を放って置かれていた。
そのため、当時の地区民が社を造営してお祀りしたのが当社の起源という。
私見では
谷川 → 丹波 (記紀の「丹波」 は「谷」 の転訛)
御神体の石 → 天磐座 ①120、134
根拠 犬鳴川沿いに小字「扶桑」 があり、その最上流に位置するため。
神武紀の最初に「天関」 とあり、今倉から上小野の源水に抜ける峠道に位置する。 ①198
天安河は湯玉の犬鳴川 ??
『 豊浦町史二 』 昭和57年 P386 「宇賀村地下上申絵図」
この絵図では川嶋神社は載っておらず、岩熊・権現社がある。
今倉・蓑ヶ岳から川棚小野に抜ける峠は竜山峠とある。 ⇒ 竜田か
鯖釣山の大崎鼻の北に「唐船のはな」 があり、ここが橘の小戸だろう。
はいの木ヶ峠
万葉集3101 紫者 灰指物曽 海石榴市之 八十街尓 相兒哉誰
蓑ヶ岳からクリーンセンターの方へ行く道に「はいの木ヶ峠」 がある。
山口県地名明細書によれば、「はいの木ヶ峠」 は小串の後ノ浜にもある。
後ノ浜の「並び松」 は難波の「並び浜」 ②248 歌謡
浄天山は万葉集977 の草香山 直超(ただこえ)
国正 (こくしょう)
場所は国道191号沿いの小道を上った所、消防団倉庫と弘法大師様の地蔵がある。 山へ上ると墓地があり、昔火葬場があった。
鯖釣山の眺めがとても良い場所である。
「国正」 という地名なので、ここも重要な場所だ。
湯玉の猪尾(ゐのう) は金印の漢委奴国かもしれない。
江戸時代には犬鳴川沿いの道はなく、猪尾集落から今倉へ行っていた。
伊奘諾尊は素戔嗚尊に「根の国にいね」 と言った。
この「いね」 と川嶋神社に伝わる「いのう」 は方言が同じである。
川嶋神社の「いのう」、福徳稲荷神社の「いぬなき」 は不動の聖地であることを暗示している。
根の国は土井ヶ浜である。
狗留孫山頂と高野山金剛峯寺の緯度がドンピシャで一致する。
湯玉の猪尾に金剛山寿福寺があり、川嶋神社の社僧をしていた。
( 山口県神社誌 平成10年版 P870 )
田耕神社の長い参道は
犬鳴川の小字「扶桑」 → 小串 → 室津 → 吉母御崎 の方向を向いている。
着眼
「扶桑」 が小字地名として下関市豊浦町 宇賀湯玉の犬鳴川沿いにある。
犬鳴川に景行天皇伝説があり、今倉に安徳天皇の弟の墓がある。
今倉の河内神社は異彩を放つ石を祀るので、天孫降臨の天磐座だ。
今倉は斉明紀の今城谷である。 ④338、340
角川日本地名大辞典 35 山口県
巻末小字一覧
P1367左
豊浦町
南宇賀
打刀 河内神 正雲 今倉 今宮 安迫 厚迫 兵法 扶桑 鳥落
神屋 弘法 仏原 山ノ奥 柳本 仏峠 見残
④340 歌謡
今城なる 小丘が上に 雲だにも 著くし立たば 何か歎かむ
雲は小字「正雲」 にちなむ。
下関市豊浦町 湯玉 犬鳴川の上流
万葉集の 山跡 は湯玉の今倉である。