岡垣町 波津の 大年神社


大年神社

岡垣町史  P1017 より

所在地  大字波津字大旗791
祭神  大年神  相殿に素戔嗚尊 海童神
由緒  神功皇后が三韓から帰られたとき、ここで年を越されたので、素戔嗚尊と神太市姫との子 大年神を祭ったといい、そのため鳥居の額に歳越神社と刻んだこともあるという。
祭礼日   7月15日 祇園祭
       9月15日 放生会
昭和29年ころまでは、女性が主役になる献饌の祭礼が旧暦8月15日にあった。

社殿  神殿 (銅板葺き) 幣殿 ・ 拝殿 (瓦葺き)
境内社  恵比須神社 ・ 大旗神社

境内に神池(こうのいけ、千寿池) がある。
一間四方 、1メートル足らずの深さしかないが、水は非常に清く夏冬ともかれることがなく、病気の人が飲むと霊験があるといわれていた。
昔、神功皇后が矢じりの先でつつかれたら清水がわきだしたと言い伝えている。
※ ここが天照大神の真名井だ。



遠賀郡誌  P479

本社の祭礼に異なる古例あり、
挙浦の婦人処女班列して膳部12の献薦あり、
白米3升3合の御饌に神酒数瓶醴酒を数器に盛り魚菓菜藻並に餅を備ふ其儀式甚厳正なり、
就中10月15日には神職同僚と共に神楽を奏す、
祭前に讌座あり蒸飯を漆器に盛り小皿に塩を入れ双尾の鯵(藁芯にて是を巻きたるを) 陰陽打合わせ味噌汁を椀に鱠を平皿に盛れり、
其品類薄正の意を存す、
而して里中尤も新婚の花嫁献具を鳥居際より頭上に捧持し拝殿に至れば神職これを受取りて献饌の手続をなす、
其新婦には13・4歳の少女付添ひ手伝ひを為すを例とす。