大羅国


宇久町神浦飯良にある小字の「大羅」(だいら)は大羅国という国名だと思う。「羅」は韓人が好む字で、加羅・安羅・新羅や倭の末羅国などがある。
Google で「大羅国」を検索すると 摂津国住吉郡大羅郷 がみられる。
も「たいら」とよむので、大羅に通じるものを感じる。

古事記で須佐之男命は大国主神に「宇迦の山本に宮殿を建てよ」と言った。
宇迦は宇久町である。平(たいら)に小字で「山本」がある
伯岐の手間の山本は寺島で、古くは手羅島村といった。
寺島の小字「弥五郎」は須佐之男命か大国主神だろう。

小値賀町に小字「郷」がある。これは出雲だろう。
殿﨑遺跡前方)  縄文中期~後期 対馬でみられる櫛目文土器が出土 朝鮮半島と交流あり。
神ノ﨑遺跡黒島)  朝鮮半島南部産の板状鉄斧2点が出土。

弘仁4年(813)2月9日、新羅人110人が5艘の船で「小近島」にやってきて土民と戦火を交え、「打殺9人。捕獲101人」という事件があった(「日本紀略」同年3月18日条)。
『長崎県の地名』 平凡社  P677中

五島北部の宇久町・小値賀町は出雲=淡海 で、対馬及び朝鮮半島と往来があった。
「楽浪の淡海の大津」は福江島でなく宇久島または小値賀島だろう。


Google で 「 宇久島 山本 」 を検索すると、山本神社がある。
「 宇久町 山本 」 で検索すると、平の小字「山本」に遺跡包含地がある。
山本 ⇒ 音から倭面土国


※ 宇久町は2006年3月に佐世保市と合併した。